ナジュ聖母の小山十字架の道行(1留―15留)   

ナジュの聖母小山 十字架の道について       カルワリオの小山 十字架

 

ナジュの聖母小山 十字架の道について

 

韓国、ナジュ聖母の小山の十字架の道は主イエスと聖母が、時間と空間を超越して2000年前の十字架の受難を再現して自ら私たちと一緒に同行して下さる愛と恵みの「十字架の道」です。

 

♡2001年11月9日、眼も開けられない激しい苦痛にあったジュリアさんは幾人かの協力者と聖母の小山で十字架の道の祈りを捧げている時、イエス様は御血を、マリア様は血の涙を流される幻視を見ました。実際に3留から5留に至るまで3000以上の石や落ち葉の上に、今流れたような鮮血と、肉片が石の上に付着していて、特に茶色の毛が付いている肉片が発見されました。

 

まさしくこの日聖母マリアが“カルワリオの十字架の道で捧げるあなたたちの切実な祈りの声に耳を傾けている私は、血を流しながらあなたと共に、私の息子イエスのそばで血の涙を流しながら同行しています“(2001.11.9)

と言われ、この日見せて下さった証はすぐ主イエスの御血と聖母の血の涙である事がわかりました

 

♡2002年1月18日にも7留から13留まで多くの血を流されましたが、もっと驚いた事は同日午後、12留歩道ブロックの上と、大きな石の上に数滴の御血が降りて来て、祈っていた数人の巡礼者がその様子を目撃しました。又その巨石の上の御血の中の一滴は十字架の様な形で、中心には血の涙を流すナジュの聖母の姿がありました。

 

その時イエス様は“私は2000年経った今、この時間もあなたと一緒にしようと、こんなに血を流しながらあなたたちの所に来ました。ここで十字架の道を歩く全ての人が心の扉を開き真心で私と結合する事を望んで、私が受けた苦痛に参加して祈るなら、私と会うようになり、魂と身体が治癒を受けることになるでしょう。”(2002.1.18)と言われました。

 

♡2002年1月27日にも9留、12留に御血を降ろしながら“私があなたたちに血を流してまで愛を見せるのはあなたたちの罪をきれいに洗い、輸血してあげるためですからそれは正に私がすべての人を愛する証拠であり、契約の血です” (2002.1.27)

 

♡2002年2月2日には10留から11留まで主が歩道ブロックの上に血と汗を流されました。聖母は"私の息子イエスと私が共に血を流しながら同行する、

 

ここ十字架の道であなたたちが心をこめて捧げる深い祈りを通して、私はあなた達を霊的に成長させましょう。主はあなたたちの魂と肉体をその聖なる御血の中に浸し、全免償を下さるでしょう。これは主があなた達に約束された事です”(2002.2.2)と話されました。

 

♡ こんなにも高く、深く広い神様と聖母の愛に私たちは皆”アーメン”と答え、さらに愛の力を発揮して英雄的に忠誠をつくし、謙遜で小さな魂になって、最後の日には2度と死なない、又飢え、葛藤、苦悩、悲しみ、苦しみも無い、ただ愛だけが満ちている天上の宴に参加する栄光を受けるようにしましょう。アーメン

 

※聖母小山の十字架の道で見つかった石、木の葉、と血の付いたガーゼは、国立ソウル大学の法医学部教室で2001年から3年にわたり複数回、遺伝子テストにかけられ、人の血でAB型であることが判明されました。又光州のミドリ十字病院とナジュ総合病院と海外の実験室による検査も、血液型はAB型であると云う同じ結論に達しました。

 

※イタリア・ランチャーノの教会で1300年位前、聖体が血と肉の外観に変化しました。それを1970年代にイタリアで検査した時も、血液型はAB型と認定されました。

 

道行き前の祈り

 

○アルファでありオメガであられる主の無限の愛の神秘よ!神様は罪びとである私たちをこんなにも愛して,血一滴水の一滴も残さず出して下さいました。

 

●主がその重い十字架を背負って罪人の改心のために、あらゆる侮辱と鞭打ちによって全身の傷跡がただれ破れ、血を流しながら凄惨に歩かれたこの十字架の道を私たちも聖母マリアと共に歩きながら、全ての罪を悔い、主の受難に参加しようとしています。

 

○ナジュ聖母マリアは至らない罪人の私たちに愛あふれるメッセージを下さいました。

 

"愛する世界のすべての子供よ!あなたが純粋な子供のように私について来たいと望む時、私が慈悲の流れで入浴させてあげ、霊的な乳を飲ませて主の下に連れて行きます。また、私の息子イエスと私が共に血を流しながら同行するこの十字架の道で、誠心をつくし、心をこめて捧げる深い祈りを通して霊的に成長させ、主はあなたたちの心と身体を御血で洗って下さり全免償を下さいます。いや、約束されました。

だからその約束が必ずかなうように誠意を尽くし

て神様の十字架の受難を深く黙想しながら、いつも至らぬ罪びとであるある事を告白し、謙遜な小さな霊になって走ってきなさい。(2002・2・2)

と言われたナジュ聖母の言葉を、罪びとである私たちがそのまま実行する事が出来ますようにお願いいたします。至らぬ私たちが心の扉を開き、主と聖母に罪びとであることを告白し、はかり知れない十字架の御受難苦痛を経験された主と聖母の至高至純な愛を黙想しながらこの十字架の道を歩きます。

○私たちが捧げるこの祈りがたとえ微弱でも主イエスが流した血と汗と、聖母マリアが流した血の涙を拭いてあげる愛のハンカチにして下さって、無残に裂かれた主イエスと聖母マリアの御心を縫ってあげられる愛の裁縫師にして下さい。そして、私たちが間違いによって打った釘を抜く愛のペンチにして下さい。また、聖職者が霊的に聖化されますように、世の中のすべての子供が改心するお恵みも、お与えください。

 

◎主と聖母は慰めを受けられ、至らぬ私たちは毎瞬間を生活の祈りを実践する事で、喜びと愛、平和を享受できますように。それによって天地にはびこる悪魔から勝利させて下さい。アーメン。

 

第1留に移動しながら

◎聖母よ、主の御傷を私たちの心に深く印して下さい。