イエス様と聖母様のメッセージ - 1987年

 
1987年
02月13日 現世での苦しみが来世では幸せに変わるでしょう。

0225日 私の心の光を受けて皆に光を照らしてください。

03月13日 家庭が病み、世の平和が壊れ、暗黒が広がって行くのですが。

04月18日 至急を要します。司祭たちのために絶え間なく祈りなさい。
04月21日
 目を開いていても見えない人として生活し、 耳の聞こえない人として生活する霊魂を救おうとして。
04月23日 悪魔は一人の司祭の脈を切るために。
05月12日 中絶によって多くの霊魂が地獄の道に向かっています。
05月17日 教皇と樞機卿、司教、すべての司祭たちに。
06月13日 心から愛をもって犠牲として償いをするなら。
06月14日 もう一度死んでキリストにあやかりましょう。
06月15日 度々告白の秘跡を受ける事によって、美しい霊魂となって。
06月27日 聖体に対する冒涜を償うために。
06月29日 私はあなたの贖いの荷を背負っていますから。
06月30日 蛇を踏みにじる私の力であなたたちを助けましょう。
07月15日 あなたのその小さな犠牲が、私の限りない喉の渇きを癒してくれるでしょう。
10月19日 涙も大切ですが、私が与えるメッセージがより大切です。
12月11日 私に従う司祭たちは、もっと熱い愛と光を受けるようになるでしょう。
 
 
1987年2月13日 現世での苦しみが来世では幸せに変わるでしょう。

私は、今日、聖母と一緒に十字架に釘付けられる苦しみを受けました。暗闇の世を見て嘆かれる私たちの母!天の父の義の怒りが満ちているので、私たちに助けを求めて祈っておられる私たちの母!私たちは既にあなたのものです。どうぞ、あなたのものとしてお使いください。

聖母:
自己放棄をしなさい。心配しないで。私があなたの心を知っていますから、私にすべての事を任せて頼りなさい。 私の最も気に入りの娘よ!
あなたの悲しみを私も一緒にしています。あなたが苦しみを受ける時には私も苦しく、あなたが悲しい時には私も悲しいのです。

現世での苦しみと悲しみと悩みが、来世では幸せに変わるでしょう。現世での幸せは来世での幸せではありません。それで、今の試練を勇敢に乗り越えなければなりません。そうすれば、来世では私と一緒に幸せを享受するでしょう。

それで子よ、娘よ! この世ですべての人によって押しつぶされる者、踏みにじられる者となって、それほどの事までも奉献しなさい。そうすれば、謙遜な者として私のもとへ来る事になるでしょう。小さな者として・・・

私の心の光を受けなさい。それですべての病める霊魂に光を照らす私の心の使徒となってください。お互いに愛し合って一致しなさい。お互いに信頼し合って尊敬をもって信義を守りながら義務を果たしてほしいのです。
愛する私の子供たち!
私はあなたたちを信じてあなたたちの中に住むでしょう。

 

1987年2月25日 私の心の光を受けて皆に光を照らしてください。

天使が私の頭の上をぐるぐる回りながら二つの赤い光の流れで照らし続けていましたが、その時、聖母の声が聞こえてきました。

聖母:
愛する私の娘よ!
狭く険しい道、苦しく寂しい道、険しい茨の道をかき分けて進みながら小さな者の道、貧しい者の道を歩いて私に向かって来る時、私があなたの手を取ってあげますから。さあ、いらっしゃい。あなたは天国の慰めを受けるでしょう。一層低い者となって私のもとに来なさい。あなたの頭にかむらせる月桂冠を準備しています。

さあ、私の娘よ、私を御覧なさい。燃え上がる私の心の光を受けて暗闇に暮す皆に光を照らしてあげなさい。そうすれば私はあなたと一緒に皆を照らすでしょう。

ジュリア:
私にはあまりにも力がありません。この無資格者にお求めになる事はあまりにも不当です。一寸の先も見とうす事も出来ないこの罪人が、どうしてそのような大きな事をする事ができるでしょうか。しかし私は主の召使いですから、そのとうり私にかなえられるようにしてください。

聖母:
そうです、間違いなくそのとうりです。誰にその資格があると言えますか。主のみ旨に従って生きようとする心と、過ちを犯しても反省して主のみ前に涙ながらに悔い改める努力が必要なのです。

 

1987年3月13日 家庭が病み、世の平和が壊れ、暗黒が広がって行くのですが。

私は聖母の像の前で深く黙想しながら目を閉じていました。明るくなる感じを受けて目を開けて見たとき、像のお姿が変わっていました。像から光が放ち始めて、言葉では形容し難い、夢見るような気持ちの中に私の体が宙に浮き上がりながら、聖母と一つになった感じでしたが、その時、聖母が言われました。

聖母:
おお、私の娘よ、御覧なさい。世の罪悪が益々大きくなっていっている今、暗闇が襲ってきています。多くの家庭が病気にかかりはじめていて、この世に平和がありえません。互いに幸せに暮らしなさいと結婚させた夫婦たちが互いに許しあわず、愛しあわない事で相愛する事が出来ず、憎んだり、嫉んだり、嫉妬したりする事で、まったく孤立した人間となっていっています。さあ、娘よ、多くの家庭の不仲な事がどれ程不幸な事なのか見てごらんなさい。

ジュリア:
母さま!どうしましょう。

聖母:
私の目が開くようにしてください。私の目は、あらゆる冒涜による打撃で充血しています。毎日流れでる涙を拭ってください。

ジュリア:
それには、どうすれば良いのでしょうか。

聖母:
あなたの守ってきた家庭の伝統を伝えなさい。あなたの暮して来た一生は、あなたが暮して来たのではなく、それはずっと以前から私が備えておいた道でしたが、一つの家庭を選ぶのは、たやすい事ではありませんでした。家庭が病んで世の平和が壊され、暗黒が広がって行くこの時代に、あなたを呼んであなたの家庭を選んだのですから、難しくても勝つ事ができる力をあげましょう。絶え間なく祈って犠牲を捧げ、償いと愛徳をもって奉献の生活をしてください。

ジュリア:
それでは、どうすれば良いのでしょうか。

聖母:
あなたが忍耐心があって、そのとうりに暮して来たと思わないでください。

ジュリア:
はい、私もそのように思っています。

聖母:
そのすべての事を私が計画して、あなたをそのとうりに暮らすようにしましたから、それが実現するように言い伝えなさい。では、ごきげんよう、さようなら。

ジュリア:
ママ、母さま、もっとお言いください。

しかし、聖母は呼び続けても、言葉はありませんでした。

1987年4月18日 至急を要します。司祭たちのために絶え間なく祈りなさい。

私は世界平和と司祭たちの聖化のために祈りながら、中絶に対する償いの苦しみを午前7時から8時まで受けました。

聖母:
愛する私の娘よ!司祭のために絶え間なく祈りなさい。血と汗を流すあなたの苦しみは司祭のために力となるでしょう。恩知らずで、誤りに陥った者たちのために司祭たちが仕事をしようとする時、あなたたちの犠牲と償いが伴わないなら、どうしてかれらを罪から解放させる事ができるでしょう。

さあ、司祭たちのために絶え間なく目覚めて祈ってください。至急を要します。この国の平和のためにも、間違った産児制限のためにも祈りなさい。

 

1987年4月21日
 目を開いていても見えない人として生活し、耳の聞こえない人として生活する霊魂を救おうとして。

私は両腕と頭が横と上と後ろにそり返る十字架の苦しみを二時間受けました。

聖母:
司教とあなたたち皆が一つになって、私の救世事業に参加しなさい。私の国に沢山の子供たちが与るように、あなたの霊的指導者を通して司教に知らせるようにしなさい。

罪に染まった弱い一人でも多く霊魂を救うために、私の心の火がどんなに燃えているか分かりますか。それで私は、目が開いていても見えない人と生活し、耳の聞こえない人と生活している悪習に根付いた、哀れな多くの霊魂を救い出そうとしています。自分を捨てて生活を改善をするように助けあげようとしています。それで自己を捨てて私のもとに戻って来る時、私は力となってあげるでしょう。弱い霊魂に元気を与えるのです。私は彼らが罪から脱れるように助けるでしう。

 

1987年4月23日 悪魔は一人の司祭の脈を切るために。

聖母は昼12時から涙を流し始めておられましたが、午後5時30分からは血の涙をお流しになりました。

聖母:
娘よ!
今日、私は最も愛する司祭たちのために心から燃え上がる愛の涙を、私の司祭たちのすべての傷を洗いあげて慰めるために流したのです。あなたたちも一緒に慰め手となってくれるように願います。

司祭たち、私の最も愛する司祭たちが今孤独な道を歩いています!寂しさの道、苦しみの十字架の道、苦しく疲れた体でカルワリオの山を登っています。傷のために多くの痛みを持って、人にうとまれた十字架の道を歩いています。助けてください。

悪習に根付いた罪人たちの改心のために、また罪に染まった醜い垢を清めてあげるために、私の子イエスのみ旨に従って愛する方法を教え、これを卑しんでないがしろにし、無視する無数の多くの霊魂たちに代わって犠牲として、償いの荷を背負っている彼らのために、私と一緒に彼らが世俗に染まらないように、受けた召命(聖職または修道生活のために神様がお召し出しになる事)に専心するように祈ってほしいのです。彼らは人々から尊敬され、愛されなければならない私の子たちなのです。

ジュリア:
それにはどうすれば良いのでしょうか。

聖母:
そう、よく聞いて伝えなさい。これからあなたたち皆は、司祭と修道者を、あなたたちを産んでくださった父母として仕えなければなりません。そして彼らの慰め手とならなければなりません。

何故なら、今この時代が余りにも険しく、誤謬に染まった時代ですから、サタンが気ままに振る舞っていて、一人の司祭の脈を切るためにあらゆる手段と方法を選びません。何故ならば、千人、万人の一般の信者を切るより、一人の司祭を倒す方がずっと有利だからです。それで御覧なさい、還俗した司祭たちがどういうふに善悪なのかどうかを・・・それで私はその司祭たちが地獄の道を歩かないで悔い改めるように、涙しながら祈っています。あなたたちも彼らのために一緒に祈ってほしいのです。

さあ、御覧なさい。家庭の召命を受けたあなたたちが断定するため、多くの司祭たちが苦しみを受けています。家庭の召命を受けたあなたたちが自分たちの召命を守る事が出来ないとすれば、どうして司祭と修道者を断罪する事が出来ましょう。自分の中の梁を見る事が出来ないで、どうして他人の目に入った塵を除こうとするのですか。

私の最も愛する司祭、目の中に入れても痛くないほどの私の司祭たちの傷を清め癒すために、今日、私はあなたに訴えています。

ジュリア:
母さま、お話しください。

聖母:
目覚めて祈ってください。彼らを通して多くの霊魂を救おうとする私の子の始めからの意志でもあります。修道者たち、私の愛する娘たちのためにも祈りなさい。彼女たちの心の中が、しこりで固まっている事があります。彼女たちもあなたたちと全く同じ人間性を持っていますから過る事もありますが、その度に祈りをもって彼女たちを奉献しなおしなさい。

 

1987年5月12日 中絶によって多くの霊魂が地獄の道に向かっています。

聖母が泣いておられると言われて見上げると、その目から涙があふれ出ていました。

ジュリア:
母さま、また何の事でしょうか。

そう言うなり、私は倒れましたが、どんなに気を取り戻そうとしても私の思いどうりにならず、示現の中に多くの霊魂を見るようになりました。杖をついている人、足のない人、肩のない人、腕が曲がったまま伸ばせない人、目が見えない人、目が一つしかない人、鼻と口が歪んで、耳も一つしかない人、多くの霊魂たちが押しのけ合って互いに大声でののしり合ったり、口汚く言い爭いをして倒れています。またつづいて倒れていく光景をも見ました。そして、私は瞬間的に煉獄の苦痛を受けている霊魂たちだと思って大声を出しました。そして私は母さまの声を聞くようになりました。

聖母:
御覧なさい。中絶によって多くの霊魂が地獄の道に向かっています。その多くの霊魂を救うために、私はこんなに涙しながら訴えなければなりません。

あなたを通して、あなたの犠牲と償いを通して彼らの霊魂を救おうとしています。耐え忍びながら奉献するあなたの痛み、その苦しみを私がどうして知らないという事がありますか。さあ、中絶、無慈悲な親たちの無知のせいで、見捨てられた乳飲み子たちの苦しみに、あなたも共に参加しますか。

ジュリア:
はい、母さま。母さまと一緒なら、不可能な事がありましょうか。

その瞬間、私の手と足、肩、腿などの身体が縮まりましたが、ある協力者は、私の顔色が完全に血の色であったし、縮んでいた体を伸ばして見ようと思っても、固まったまま全然伸びなかったと言います。4時間32分が過ぎた後、やっと体が伸びましたが、また産婦の苦しみを午前8時まで受け、顔と全身は完全にカボチャのように腫れ上がって体を支える事も大変でした。母さま、本当に感謝いたします。私のこの小さな苦しみが多くの霊魂を救うのに、その助けになる事ができるのなら、どれほど幸せな苦しみでしょうか。ただ私の不足のために申し訳ありませんが、小さな道具として私をお使いください。アーメン。

 

1987年5月17日 教皇と樞機卿、司教、すべての司祭たちに。

聖母:
教皇と樞機卿、司教、すべての司祭たちに頼みます。誤謬に染まったこの世を救うためには、十字架を背負ってゲッセマネで一緒に祈らなければなりません。私と私の子が受ける心の苦しみを一緒に分かち合いましょう。貞潔の徳に逆らう罪に陥る事がないように、常に目覚めてゲッセマネで祈ってください。愛をもってイエスに従ってください。

おお、子らよ、娘たちよ、私に失望を抱かせないように私と一緒に暮らしてください。私の心は過ちを犯す人々のために悲しみに満ちていますから、小さな犠牲を捧げてください。あなたたちの自分だけの満足を求めないで、単純に私を愛しなさい。

サタンの横暴が恐ろしい力で益々大きくなってきている今、熱心な霊魂たちまでも私を排斥するように、サタンが気ままに行動しています。私を助けてください。あなたたち皆が、多くの霊魂を救うように、私はあなたたちに私の心の光を注ぎましょう。私の燃え上がる心の光を受けて私の心の使徒となってください。

 

1987年6月13日 心から愛をもって犠牲として償いをするなら。

聖母:
信仰があって主のみ旨通りに暮そうとする私の子供は、もっと苦しみを伴う事になります。その苦しみをそっくり捧げなさい。もっと沢山犠牲を捧げてください。心から愛をもって犠牲として償いをするなら、多くの罪人たちを救うのに一役買う事になります。そう皆に伝えなさい。

ジュリア:
母さま、そのままどうりをお行いください。母さまを愛する子供たちが沢山現われるのです。罪人たちが地獄の道から戻って来て、母さまの懐にすがるでしょう。最後まで不肖の私ですが、道具、ただの小さな道具としてお使いください。私は母さまの持ち物です。私の意のままではなく、母さまのみ旨をお果たしください。アーメン。

 

1987年6月14日 もう一度死んでキリストにあやかりましょう。

私の足りなさのために本当に申し訳ない事と感じながら、わが身に鞭を加える時、聖母が優しく親切に言われました。

聖母:
ジュリアよ、全て誇らないで、謙遜と愛をもって、財を持たず、巡礼者や旅人のように生きていきましょう。天上のこのママの懐に抱かれるまで、いつも貧しく小さな者となって皆に仕える者となりましょう。いつまでも、ジュリアよ!

聖人と聖女たちの足跡についてイエスのために生きて行く時、どんな批判の中でも余り気遣わないで、多くの鞭打ちを受けても、他人に平和を与え、犠牲と償いの生活で他人に利益を与える事を実行しましょう。

毎日、毎瞬間、自分を低くしてカルワリオのイエスを思って、清貧、謙遜、従順、貞潔を通して完徳の道を歩くように願うこの母に従って、高い所からいつも下にくだりましょう。

ご自分で低くなられたイエスのように、私たちも低くならなければならないでしょう。もっと多く生活を変えて見ましょう。すべてのものを投げ捨てて、あなたたち皆の価値観さえ捨ててください。

改心の生活、瞬間ごとに悔い改めてイエスと対話を交わしましょう。改心と言う事は単に罪だけを深く後悔するのではなく、泣いて後悔するだけでもなく、神が定めらる生活を生きて行こうと努力するという事ではありませんか。

世俗的な生活を捨てて、福音的な生活をそのまま実践しようと努力しましょう。百合の花のように清純で純潔に生きようとしたその意志そのままに生きて行きましょう。高蛋白であればあるほど、腐れば匂いがもっとひどく、太陽が輝けば輝くほど、暗闇がより深いのです。もう一度死んでキリストにあやかりましょう。

 

1987年6月15日 度々告白の秘跡を受ける事によって、美しい霊魂となって。

聖母は告白の秘跡について何回も強調されました。

ジュリア:
母さま、告白の秘跡を度々受けなさいとおっしゃるのは一体どのくらいまでですか。

聖母:
そう、あなたは告白の秘跡を度々受けていないのではありませんか。悪魔たちは先ず大罪を犯すようにするよりは小罪を沢山犯すようにさせて、小罪が多くなった時、大罪も犯しやすくなるようにするのです。それで小罪であっても、度々告白の秘跡を受ける事によって、美しい霊魂となってイエスをお迎えする事ができるのです。

イエスは、ご自分の肉と血で私たちを育てて、私たちと一致するために聖体の秘跡を定めてくださったのですから、死んだ霊魂が再び生き返る驚くべき秘跡を賛美しなければならないのに反し、度々秘跡を受けないため霊魂が弱くなっています。それで、きれいに洗濯した服を着て、高貴な人に会うときのように、度々秘跡を受けて、霊魂を清くして私たちの主を迎えましよう。どんなに清く保つと言っても、霊魂がきれいな状態をそのままに保つ事は出来ません。

何故ならば、神が私たち人間を創造された時、霊として創造されたのなら、一日3回の食事を取らなくても良いのですが、霊と肉が一つに合わされたものとして創造され、またアダムとエワの原罪を引き継ぐ人間ですから、罪を犯すようになるのです。それで告白の秘跡を通して、あなたたちの霊魂はきれいに癒されなければなりません。

愛する子供たちよ!それであなたたちの目を開けて、耳を開いて、心の門を一杯開け放して、イエスに仕えてください。

 

1987年6月27日 聖体に対する冒涜を償うために。

ジュリア:
母さま!愛する私の母さま、人間の本性と人間の弱さのために、いつも母さまのみ心を満たしてあげる事ができません。

聖母:
振るわないでください。私の母性愛に信頼しなさい。そして眠っている霊魂の目を覚めさせなさい。私は強く痛悔するすべての霊魂を受け入れるでしょう。
あなたの愛は熱烈でなければならないし、愛は果てしない犠牲を通じなくては、きらめいて燃え上がる事が出来ないのです。サタンの目を見えなくするために、いつまでも努力し続けなさい。そして木曜日ごとに聖体に対する償いを捧げなさい。

主に逆らって犯す悪を抑えて、聖体に対する冒涜を償うために絶え間なく祈りなさい。

 

1987年6月29日 私はあなたの贖いの荷を背負っていますから。

ご出現の2周年になる日を記念するミサと徹夜の祈りの準備中に、金色と青色の光が祭壇の前から流れ出て、その光に酔った私は何度も倒れようとし、それを防ごうと努めたつもりでしたが、倒れながら十字架の下での苦しみと聖心が燃えておられるお苦しみを20分間受けました。苦しみを受けた後、王冠をお被りになって幼子イエスを抱かれた聖母が、私の頭に手を載せて祝福してくださいました。またその席に一緒にいた多くの人々をも祝福してくださいました。

聖母:
娘よ! まだ私を証し拠立てる多くの子供たちが、自己を諦める事が出来ずに暮していますから、愛を十分に伝える事が出来ていません。

ジュリア:
母さま、おっしゃってください。いたらない私ですが、私がそれを伝えます。

聖母:
今も、多くの子供たちが犯す罪悪のために犠牲と償いをもっと行わなければなりません。そうするためには、あなたはもう少し苦しみを受けなければなりません。それは、まさに私の苦しみに共に参加する事です。

あなたの言葉をよく受け入れる霊魂には、私の与えるメッセージがその霊魂を変えていくでしょう。

誤謬がはびこり広がったこの時代に、私の愛する子供たちにもこの誤謬が沢山入り込んでいます。それであなたを通して私の声を伝えたいのです。私の燃える心の光を世の人々に照らして、暗黒から救い出したいのです。ですから、生けにえとなってください。

ジュリア:
お教えください。母さま!

聖母:
私はあなたのために贖いの荷を背負っています。だから、あなたは他の霊魂のために荷を背負ってください。私の心を痛めて、地獄に落ちる霊魂が余りにも多いのです。恩知らずの無数の霊魂の罪を贖うために償って祈る時、その霊魂たちが救われるでしょう。

ジュリア:
母さま、こんなに弱い私が、母さまの事ををどんなふうに伝えましょうか。この無資格な私がどうして、あえて・・・

聖母:
あなたが弱くても、私はあなたを愛しています。あなたのすべての愛を私に向けてほしい。信者たちは教皇と樞機卿、すべての司祭たちに素直に従いなさい。彼らは私の最も愛している子たちであり、罪で汚れた無数の霊魂たちの犯した罪を許すために私の子イエスの権能を与えられた者たちです。それで私の子イエスも彼らの言葉に従って天から世に降って来るのです。

 

1987年6月30日 蛇を踏みにじる私の力であなたたちを助けましょう。

午前11時頃、聖母のご像の額から汗が出始め、その汗が多量に流れ出て中途で乾く現象が続きました。あちこちに多くの巡礼者たちが立ち寄っていました。午後4時頃には涙は少なくなっていました。聖母は巡礼者たちに多くの恵みの贈り物をくださいました。さまざまな良い香りのにおい、悔い改める生活、償う涙、不正に生きて来た過去の一生を省りみて、これからは心を痛めるようにして生きると言う堅い決心など。

聖母:
おお、子らよ、娘たちよ、私の懐に戻って来てください。危険なこの世においてあなたたちの避難所となります。私の心の燃え上がる炎で、あなたたちを熱く暖めてあげましょう。

おお、愛する私の子供たち、あなたたちが自分を捨てて私に帰って来るとき、私があなたたちと一緒に戦うでしょう。蛇を踏みにじる私の力であなたたちを助けましょう。

 

1987年7月15日 あなたのその小さな犠牲が、私の限りない喉の渇きを癒してくれるでしょう。

聖母:
私の小さなむすめよ!

私は義人を呼びにきたのではありません。多くの罪人が地獄への道を歩いていますから、一人の霊魂でもより多く救うために、あなたが苦しんでいる時、死から救い出して私と一緒に仕事をするよう、私の子イエスがあなたを臨終の直前に救い出したのです。

ジュリア:
母さま!余りにもったいない事です。私は体も動かせません。

聖母:
体が病んで苦しみを受ける時、霊魂を死なせていく人々のために、その苦しみを奉げなさい。カルワリオの山で私の子、御子のために忍んだのと同じようなその多くの苦しみを、今私が忍んでいると知っているあなたが、それを理解ができない子供たちのために犠牲の償いとしてそれを捧げるなら、あなたのその小さな犠牲が、私の限りない喉の渇きを癒してくれるでしょう。

ジュリア:
母さま!努力します。でも何度も繰り返して、私は過ちばかりを差しあげています。どうすれば良いのでしょうか。

聖母:
あなたの毎日の不幸な過ちを余り心配しないでください。そして激しく腹を立てたり、弁解したりせずに私に託しなさい。むしろそれがあなたを謙遜にするでしょう。私は、あなたが請合うだけの犠牲と償いで、罪人を救うようにしましょう。あなたの心がごく小さな事にも悩みながらも、私と共に同じ感性を持ち始める時、私を満たしてくれます。では、ごきげんよう、さようなら。

 

1987年10月19日 (普通の涙、脱魂状態) 涙も大切ですが、私が与えるメッセージがより大切です。

(聖母が血の涙を流された1周年記念日)

今日、脱魂状態の中でメッセージを受けましたが、羅州教会の、前の主任司祭、朴(パク)ヨハネ神父の司式の下に記念ミサが捧げられ、多くの信者たちが出席しました。午後4時25分頃に聖母が涙を流し始められました。ミサが終わった後、聖母のご像の姿は悲しい表情に変わり、二つの目が充血し始めるのを多くの人々が目撃して、濃いバラの香りを感じました。

“聖母が泣かれます”と叫ぶ大声を聞いて、私、ジュリアは走っていく途中にくつの一方を脱ぎおとし、そのまま居間を経て聖母のお部屋まで走りこんでたおれ、そのまま脱魂状態に入り、聖母の苦しみに共に参加しました。その時から激しい苦しみが始まりましたが、午後6時40分に李(リ)神父(ナジュ教会の主任司祭)と朴(パク)神父を呼ばれました。聖母は私の口を通して言われました。(この日、主任神父が光州に用があり外出される関係で、朴ヨハネ神父が来られてミサの司式をされていました。)

聖母:
朴神父、私が愛してあなたを呼びました。李神父と手を取りあって私を証し言しなければなりません。私の苦しみは誰も全く知りません。罪人たちのために息をする事もできないほどです。私を助けてくれなければなりません。多くの聖職者たちが私に顔をそむけています。

朴神父:
どんな方法でお助けできるのでしょうか。

聖母:
沢山の羊の群れが地獄の道に向かっています。私は世界の至る所で出現して、涙ながらに訴えてきましたが、メッセージがよく伝えられていません。朴神父、私の愛する司祭、ここへ来た事は偶然ではなくて私が呼んだのです。私が選んだのです。苦しみながら、いま私を助けなければなりません。またレイモンド・スピース神父、スピース神父も、私が選びました。メッセージが早く伝えられなければなりません。今まで、授けたメッセージが世界の至る所に伝えられなければなりません。大司教に知らせるようにしなさい。涙も重要ですが、私の与えるメッセージの方がより重要です。今まで授けたメッセージを早く伝えなければなりません。

聖母の苦しみを共にした姉妹ジュリアの苦しみは益々激しくなりました。

聖母:
私の子イエスを証し言すると言っている者たちがこれほどの苦しみを、苦しみを・・・しかし、あなたたちは共に参加しなければなりません。朴神父、李神父、スピース神父と互いに手を取り合って私を助けなければなりません。大司教に報告してください。

心配しないで、私がいつも一緒にいますから、私と一緒に私の子イエスの苦しみを伝えなければなりません。イエスと一緒にカルワリオの山を、愛の十字架を背負って登らなければなりません。祈って犠牲をし償いとして、多くの霊魂を助けるために李神父と共に祈り、スピース神父と共に私を助けなければなりません。共に参加しなければなりません。私は朴神父のために月桂冠を準備していますから、ゲッセマネで私の子イエスと一緒に目覚めて祈り、メッセージを全世界に伝えなければなりません。私が李神父とスピース神父と朴神父を選びました。李神父、スピース神父と共に手を取って仕事をしなければなりません。朴神父、私が選びました。朴神父、忘れないでください。ジュリアは私の選んだ道具です。ジュリアの手を取らなければなりません。手を放さないでください。

多くの神父たちが私から顔をそむけています。朴神父、私を助けなければなりません。多くの霊魂を救うために私たちは一緒に愛の十字架を背負って祈りと犠牲をもって償ない、父の義の怒りをなだめなければなりません。イエスの聖心の火と私の心の火が毎瞬間、熱く燃えあがっています。聖心の火が燃え盛っています。しかしそれがいま、寸断されています。私はすべての司祭たちを愛しています。私は、毎日司祭たちのために、そして彼らの傷を洗うために涙を流しつづけています。司祭の涙が苦しみの涙ではなく、私の涙と合った涙にならなければなりません。それがそうでないため、恨みの声が天を突いています。

午後7時38分にジュリアの苦しみが終わり、聖母の姿は消えて、元の状態に戻っていました。

ジュリア:
息が切れるような苦しみ、釘を打ち込んではさらにまた打ち込む事によって、釘付けられた状態になられ、罪人たちのために再び胸に矢を受けて果てしなく苦しみをお受けになる私の母さま!

私の少しの小さな苦しみでも、この苦しみを通して、眠っている霊魂が目を開いて、病んだ霊魂が解放されるようにしてください。アレルヤ!

 

1987年12月11日 私に従う司祭たちは、もっと熱い愛と光を受けるようになるでしょう。

聖母は涙を流し続けられました。夜はとても寒くて眠れず、さまざまな考えで私の頭は一杯になっていました。

ジュリア:
母さまのみ旨を十分に伝える事ができないこの罪人、どうすれば良いのですか。

聖母:
ジュリアよ!ジュリアよ!

私は慌てて飛び出して、聖母の像の前にひれ伏しました。

聖母:
私の愛する娘、小さな霊魂よ!

あなたの満足を求めずに、自己を捨てて私のもとに来てください。わたしは、自らはいたらない者、資格のない者だと思っているあなたと一緒に仕事をしましょう。

何の価値もない自尊心を捨てなさい。天国を物乞いする人々に慈善を施さなければならないあなたが、何をそんなに心配していますか。あなたが弱くても私はあなたを愛していると言いましたのに、どうして天の母である私の心に逆らうのですか。

さあ、御覧なさい。今、私は喜びの涙を流しています。あなたが自らあなたを奉献するために犠牲として来ましたから、私の愛する司祭たちを呼びました。呼ばれた司祭たちが皆集まる事は出来ませんでしたが、呼ばれた私の司祭たちを通して私の子供たちを祝福して上げまい異したし、私のマントの中にここに集まった私の子供たちを皆抱いて上げました。私の心の使徒となるも。

そして、娘よ!見ましたか。私の愛する司祭たち、私が彼らを呼びました。遠国来るように私が呼びました、日付も私が選びました、その日付の変更も私がいたしました。 証し言するようにするためです。彼は教皇に知らせるでしょう。いとも小さく素直で美しい私の愛する子です。

メッセージを実践するのが急ですのに祈りが足りません。早く認められれば、地獄の道に向かって行く沢山の子供たちがその道を変える事ができるでしょう。そして世界平和の近道となるでしょう。祝福された韓国の子供たちの捧げる祈りが早く天に届くと言う事です。私のマントの中に多くの子供たちを集めるのですが、度々散らばってしまいます。

さあ、助けてください。泣いている私に従う司祭たちは、もっと光を受ける事になり、また熱い私の愛を受けるでしょう。さようなら。

 レイモンド・スピース神父は、ルネ・ローランテング神父に1987年12月7日に韓国に着くように、二度も懇請した。しかしそれは不可能な事であった。彼は講演と旅行日程のために、12月8日(聖母マリアの無原罪の大祝日)にソウルに到着する事になっていた。ところが、最後になって、急にアジア地域の多くの航空路線の時刻表が変更された。それでルネ・ローランテング神父の新しい日程は12月8日から12月7日へ一日繰り上げられ、聖母マリアの無原罪の大祝日の羅州への訪問が可能となった。聖母のお言葉はこれをさすものである。