イエス様と聖母様のメッセージ - 1993年

 
1993年

01月23日  今日、悪魔の誘いに落ち込んだ偽予言者が、いかに多い事でしょうか。

01月26日  教皇は神の愛する子であり、ペトロの後継者です。

02月06日  初土曜日を守りなさいと言う理由(主イエスの死と復活の間の時間)。

02月18日  木曜の聖時間を守りなさいと言う理由(神の厳威を犯した罪と忘恩に対する償い)。

04月08日  最後の晩餐、それは正しく愛であり、分かち合いの祝宴です。

04月14日  今はあなたたちにとって確実な時期であり、戦闘に入る時です。

05月27日  イエスの聖心と、私の心との重ねられた愛が与えられるでしょう。

06月27日  イエスの代理者である教皇のために、祈り、犠牲をささげ、擁護して守りなさい。

 
 

1993年1月23日 (旧暦の1月1日)
 今日、悪魔の誘いに落ち込んだ偽予言者が、いかに多い事でしょうか。

私は病む体を引きずって涙を流された聖母の像の前に出て、教皇と司教たち、司祭たちと修道者たち、そして世界のすべての羅州の聖母の協力者たちの心を一緒にして、天の主イエスと聖母に挨拶いたしました。その時、聖母を安置した所から光が放たれ、聖母の像の姿が美しく変化しながら、優しく親しいながらも切ない声で言われました。

聖母:
愛する私の娘よ! ありがとう。
あなたのその美しい心と真心を見て、彼ら皆に祝福を与えます。私はあなたたち皆が私の平和の中に留まる事を望んでおり、すべての隣人と共に平和の道具になる事を望んでいます。

今日、偽予言者が如何に多い事でしょう。悪魔の誘いに落ち入り、全く偽りの言葉を自称メッセージと言い広め、私の子供たちを惑わし、私のメッセージまで怪しくさせようとしているのですから、それは私を苦しめる事で、あなたも同じく迫害を受けながら、あらゆる無実の話で、さまざまな非難を多く受けるでしょう。しかしそのような無理解の中でも、恐れずに信頼をもって完全に奉献して私に従いなさい。

娘よ!私はいつもあなたと共にいますのに、何がそんなに恐ろしいのですか。悪魔の横暴は私の司祭たちまでも動員して、私のメッセージまで混乱のるつぼに投げ込もうとし、恐ろしい脅威が世を容赦なく押さえ付けています。人類の堕落はますますひどくなって、背教と不忠の悪手本などが身に近付いて、崖の端まで来ています。その破滅は自ら招いているのです。

主の言葉に従う事が出来ず、私の愛のメッセージに従う事ができないので、地震や洪水や、旱魃や交通事故や、火災や飢餓や、疫病や大破壊や、いろいろな公害や異常気象など・・・これらすべてが鞭になって警告しているのに、目を覚ます事ができないので、私の胸が燃えて、血の涙が流れるのです。
娘よ!早く私と一緒に、自ら破滅を招いている人類のため、そして教会と教皇のためにもっと熱心に祈りましょう。恐怖で泣き叫ぶ時が来る前に、すべての人類が早く悔い改めなければなりません。

傷ついて分裂した教会の中で迫害も受けますが、断末魔のこの苦しい時を立派に捧げてください。あなたたち皆が互いに温和な親切と深い沈黙の祈りの中で、人間の尊厳性を大事にしながら、実質的な愛の行動を通して、今日は、高位の人より、何も持たない人を助け、最も貧しく、飢えて、病んでいる人を訪ねて愛を実践し、彼らの友達になって上げなさい。そして、さすらいながら苦労する人たちを迎え入れて、ぼろをまとった人々に着物を着せ、障害者たちに情け深く慈愛に滿ちた親となり、傷ついた人々を慰める安息所を準備しなさい。

人知れずに血を流すあなたの痛みを誰が知りますか。しかし、主の愛は天上の園の中に、神聖な喜びと満足の居所を備えられている事を心して私に従いなさい。

私はあなたのそばで、いつもあなたを激励して助けますから、失望せずに完全に任せてほしい。では、ごきげんよう。さようなら。

聖母の言葉が終わりになると光も消えて、聖母の姿も元に戻りました。1992年11月24日より流された香油の上に、新たに香油が豊かに流されました。


1993年1月26日 教皇は神の愛する子であり、ペトロの後継者です。

午後5時頃、私は私の部屋の十字架の下で、教皇について深い黙想に浸っていました。どのくらい時間が経ったでしょうか。熱い熱気が私にすっと伝わって来て大変驚きましたが、私の体は火の玉のように熱くなりました。体全体が汗に濡れると、バラの香りが部屋いっぱいに広がりました。聖母が来られるかと思いましたが、ずっと以前に聞いた主イエスの優しい声が聞えて来ました。その声は余りにも優しく、慈しみ深い愛のこもった声でした。

主イエス:
娘よ!何の値打ちもない不肖者で、ひ弱な者と思うあなたのその心で、私は小さな霊魂への愛を感じます。それで私はあなたに仕事を任せたのですから、余り心配しないでください。

私の小さな霊魂よ! 恥の他に差しだす物がなく、また余りにも不足で、そして資格がありませんと、泣き叫ぶあなたを、燃える私の愛の懐に抱いてあげましょう。

悪魔たちは多くの誤りと罪悪などを世のあちこちに言い触らしています。では、誰が世を救うのでしょうか。それはまさに私です。しかし、私は誰ですか。私は小さな者たちと弱い者たちの力であり、愛の王です。分かりますか。

愛する私の小さな霊魂よ!
私は祈るあなたの心を見捨てません。ペトロの小さな舟を安全に導いたではありませんか。人間の力ですべてを成そうとしないでください。群がっている暗礁など、大敵たちの落とし穴の間では苦しい事もありましょうが、結局燃える私の心の中で勝利を収めるでしょう。あなたの謙遜と弱さを感じるのが、私が母に似ているところなのです。

今は、教皇のために一層祈りなさい。彼は常に孤独と淋しさに疲れ果てた身で、カルワリオの丘に一人で立っています。

彼は私の父の愛する子であり、私の選んだペトロの後継者で、私の代理者です。私の敵は彼を打ち倒そうと、あらゆる手段を尽くして、総掛りで気ままに振る舞っています。

悪魔は人の中で巧妙に立ち回る人を通して、詭計をめぐらし、全世界の牧者である教皇をも背かせようと、激しい攻撃を企んでいますから、あなたたち皆が愛の力を発揮し、祈って、忠実に彼に従って一致しなければなりません。彼の十字架をあなたたち皆が一緒に負わなければなりません。

あなたたちが神なる父の攝理の通りに生き、福音的生活を営んで、私の母マリアの愛のメッセージの通りに生きるなら、全世界から選ばれた私の愛する代理者である教皇が無事であり、世に平和が来るでしょう。

私の話をよく聞いて肝に銘じなさい。福音的な生活をしないで、私の母が血を涙しながら訴え、伝え抜く愛のメッセージを拒むなら、砂漠のようなこの世は危険に直面するようになるでしょう。

時は遅くありません。早く私の愛の懐に戻って来てください。私の母マリアもそう言いませんでしたか。

皆が早く悔い改めて、私のもとに帰って来て“ハイ”と答えるなら、過去を問わず、私の燃える心の愛の胸に抱いて、父と子と聖霊の御名をもって、皆を祝福して上げましょう。

 

1993年2月6日 初土曜日を守りなさいと言う理由(主イエスの死と復活の間の時間)。

私は病む体を引きずって、初土曜日の徹夜の祈祷会に与り、夜10時30分頃、ロザリオの祈りを先唱して、喜びの玄義の5連目に、聖母の像の前でごくごくと言う音が聞こえながら明るくなるので、眺めました。姿は見えませんでしたが、聖母がある霊魂に乳を飲ませておられるのでした。その音はロザリオの祈りの間ずっと続きましたが、祈りが終ると、聖母の像の姿はすっかり涙に濡れているようでした。その時、聖母が切なく痛ましい声で言われました。

聖母:
愛する私の子供たちよ! 初土曜日を守りながら、その理由を知らない子供が余りに多いので、今日、初土曜日を守りなさいと言う理由を教えます。私が、子イエスを亡くして、イエスなしに独り残された非常に長い日、この日は私にとって惨酷な苦しみの日でした。

私の子イエスを身ごもった日から苦しみは続いていましたが、私は、この日初めて悲しみを現わにしながら、私の子イエスのために、そして罪人たちのために時が経つのもわすれて、惨めに泣きながら徹夜して祈りました。またその苦しみの時間は、私の子の死と復活の間を通過する時刻を現わす日でもあって、死から命へ移って行く日でもあるので、この夜を私と共に祈りましょうと言うのです。

“苦労しながら重い荷物を背負って苦しむ人は、皆私のもとに来てください。私が安らかに休ませましょう”と主が言われませんでしたか。それで、私はあなたたちを助けて、あなたたち皆が聖霊の中で安息を得るようにして、受難と苦しみの母であり、子の復活によって光栄を得た母でもある私と一緒に、主のパスカ註1)の神秘を賛美しながら、あなたたち皆がパスカの神秘の中に生きるようにしたいのです。

あなたたち皆を愛するこの母は、毎月の初土曜日に私と一緒に祈る子供たちに、特別な愛をもってエルサレムの屋根裏部屋で使徒たちと共に祈ったときのように、いつもあなたたちと一緒におり、霊的な私の愛の乳を上げるつもりです。私を受け入れて、私の乳を頂く子供は改心の恵みを受け、私の愛の大きな慰めを受けて、いかなる試練にも立派に堪える事が出来るでしょう。

あなたたちが初土曜日をよく守り続けて、私があなたたちに要求した事をそのまま行うなら、あなたたちが、仲裁人であるこの母に願うすべての恵みを与え、臨終のとき、特別な保護と、永遠の救いに必要な恵みを受けるマリアの救いの箱船に乗せて、天の港まで連れて行き、主に奉献してあげましょう。

しかし、この日は本当の告解の秘跡と聖なるミサに与って聖体拝領を通して主と一致し、尊い聖書に親しんで、福音を黙想し、主の聖心を痛ませた忘恩を愛をもって償い、犠牲と贖いの心で主に完全に奉献しなさい。

そして、汚れない私の心にいさぎよく奉献し、丹念にロザリオを捧げ、その神秘を深く黙想しながら平穏な信頼をもって、謙遜で柔順にすべてのものを心よく受け入れ、小さな者として、燃える私の心の中に生きるようにしなさい。 愛する私の子供たちよ! この世で最も不肖の者として、何の値打ちもない者と言う、私の小さな霊魂に伝える言葉を幼子のように信じなさい。その言葉は、私があなたたち皆に伝える言葉だからです。

今日のように世界がサタンの誘惑と罪で満ち、主の聖心を痛めた時はかつてありませんでした。御覧なさい。

今この時間にも、旱魃によって、また地震と火山の爆発によって、人々が死んで行っています。それだけでなく、さまざまな形でどれほど沢山の人々が倒れて行っていますか。主が来られるその時を誰も知らないように、あなたたちが連れて行かれる時間を誰も知りません。さあ、すぐに愛に目覚めて祈りましょう。あなたたちが主の言葉と私をよく受け入れるなら、遠からず私の園の中でもっと大きな奇跡を見るようになり、主の愛の王国で永遠の生命を享受するでしよう。

 註1) パスカ : 過越し。ユデア民族のエジプト脱出のときの天使による長子の保護(出エジプト記)。その記念日に、キリストによって救世が遂行され、その復活が事実となった。現在は、復活祭、またはキリストの復活および救世を意味して用いられる。(以降、十数回出語)。

 

1993年2月18日 (木曜の聖時間)
 木曜の聖時間を守りなさいと言う理由(神の厳威を犯した罪と忘恩に対する償い)。

夜11時頃、聖時間の終わりの時、急に上から降り注ぐ光によって私は倒れましたが、美しい慈悲の聖母が現われられました。白いドレスに青いマントをはおり、左手にロザリオを持ち、右手で一人ひとりを愛撫してくださる、その美しさは本当に表現し難いのでした。聖母は聖時間に集まった子供たち皆を愛撫してくださった後、優しいながら、切実に言われました。

聖母:
愛する私の子供たちよ!
私の呼びかけに喜んで答えてくれて、ありがとう。あなたたちが集まった数は考えないでください。主の中にあって真心を尽くす祈りが大切です。私は宇宙の女王として汚れない燦爛たる光をもって、あなたたちを育てるために天から下って来ました。幼子となりなさい。サタンはあなたたちが大人として自分自身の考えで判断し、行動して、自信を持たせる事で、あなたたちを落とし穴に陥らせるのだと言う事をよく悟り、幼子の心で自分を完全に捧げて、天国を勝ち取らなければなりません。

あなたたちがこの聖時間に、主に捧げる祈りと犠牲に合せようと、私もいつも一緒にいます。私と共に捧げられるあなたたちの小さな真心が集められて、主の引き裂かれた傷を償わなければなりません。

多くの霊魂が群れをなして神から遠ざかり、破滅の道にまっしぐらに落ち込んでゆきます。生命と自由に対する未曽有の危険にさらされている、哀れな全人類を見る私の子イエスは、罪人たちの冷淡と忘恩を嘆きながら、あなたたち皆が、聖時間を非常な敬虔と犠牲と贖いをもって捧げる事を望まれています。

あなたたちが捧げるこの聖時間の祈りは、自ら食物になられるまで全人類を愛して、あなたたちに来られたキリストの聖体と御血に対する無関心と冒涜、そして、陵辱を償って、ゲッセマネで受けた死の苦しみと、弟子たちに捨てられた悲しみを慰めるのです。そして、幾多の子供たちが、神の尊厳を犯した罪と忘恩に対する賠償であり、罪人たちの改心のために聖時間に捧げられた祈りと犠牲と奉献は、他の霊魂たちの罪悪までも償ういけにえとなって、神の正義に捧げられます。

それがまさに天の父の義の怒りをなだめるのですから、聖時間に捧げるすべての謝罪の賠償とすべての奉献を主は喜んで受けられます。それで、真心を尽くして告解の秘跡と聖体拝領をして、聖時間を忠実に守る霊魂たちに、主は聖霊を注いでくださって、御血で湯浴みさせてくださり、全贖宥を与えると約束されました。

その約束は必ずかなえられるでしょう。この上もなく愛する私の子供たちよ!好奇心を持って結果に対して人間的に計算しないでください。主の行ない方は、あなたたちの方法とは全然違うと言う事を知らなければなりません。すべての物事を人間の目で見ないで、人間的に考えず、もっぱら主の掟を熱心に守って従いなさい。大暴風が迫って来る前、全世界どこにあっても、主のみ名によって祈り、聖時間を忠実に守るすべての霊魂に、新しい恵みの光が注がれ、喜びに満ちた復活と聖霊降臨があなたたち皆の上に降るでしょう。

 

1993年4月8日 (聖木曜日) 最後の晩餐、それは正しく愛であり、分かち合いの祝宴です。 。

聖母のお呼びを感じて、午前7時40分頃に泣かれる聖母の像が安置された所に行きました。聖母はずっと香油を流しておられましたが、今日に限り、その表情は非常に美しいものでした。周囲があかあかと明るくなりはじめ、像の聖母は言われました。

聖母:
この上もなく愛する私の子供たちよ!
今日は、私が最も愛する司祭の日です。彼らのために祈りなさい。

私の子イエスが、今日、自らを全部なげうって、聖体の秘跡と、叙階の秘跡を設けて、契約を結んでくださった幸運な日なのです。

あなたたちに洗礼を授け、告解の秘跡によって罪を許し、福音を伝えて、聖なるミサの司式とカルワリオの犠牲の祭礼を新にし、イエスが制定した秘跡を通して恵みを伝える貴重な任務を授けた日でもあります。それで今日、司教たちは油を祝聖して、聖香油とするのです。

最後の晩餐とは何ですか。それは正しく愛であり、分かち合いの宴です。高く深く広い私の愛のすべてを私の子イエスと共に、私の愛する教皇と枢機卿、司教、その外すべての聖職者と修道者たち、そして世のすべての子供たちに全て渡そうと、私を全部引き出して香と油を与えるのです。

私が皆のために与える香と油は神の贈り物ですが、それはまさしく私の現存であり、愛であり、友情でもあります。

一粒の麦が地に落ちれば多くの実を結ぶが、落ちなければ一粒のままであるだけでしょう。私の子イエスの苦しいカルワリオの犠牲がありましたから、この世は救われる事が出来ました。早く悔い改めて、彼の喜びの花冠になってください。

特にすべての聖職者たちに頼みます。自らを完全になげうたれた師であるイエスにあやかり、最後の晩餐の時に弟子たちに施されたその愛を、病んで行く世のすべての子供たちに施してほしい。この世を無視して十字架に付けられ、断末魔の苦しみを味わうイエスを見てください。そうすれば忠実な司祭となります。

世のすべての子供たちよ!かつてヨハネが私と一緒にしたように、あなたたち皆もすべての愛を尽くして十字架のもとに立ち尽くし、彼が犠牲を捧げた時を黙想しながら、司祭たちが負って行く重い十字架を、正しく負って行けるように助けなければなりません。

正義を実践しようとするあなたたちを世が理解する事が出来ず、受けいれられないかと恐れないでください。

私の燃える心はいつもあなたちの家となり、避難所となるでしょう。

 

1993年4月14日 今はあなたたちにとって確実な時期であり、戦闘に入る時です。

午前7時20分頃、私は聖母の招きを受けて泣かれる聖母が安置されている聖母の家の小聖堂に行きました。像の聖母はそのままの様子でしたが、優しく親切な声で言われました。

 

聖母:
愛する私の娘よ! 私の呼びかけに答えて招かれた私の愛する司祭たちのために、今日、特別なしるしを見せてあげます。

私の小さな霊魂よ! 私はあなたたち皆の母であり、天の女王です。闇の中をさ迷う霊魂を救うために、私は沢山の司祭を召しました。しかし、多くの司祭が、体面と人目のために私から顔を背けた振りをして、私を度外視しました。

愛する私の司祭たちよ! 直ちにもっと近く寄って手をつなぎなさい。
そして、完全な愛で一致しなさい。悪魔は非常に緊急を要するこの時期に、いろいろな方法で混乱を引き起こしますが、悪魔のずる賢い工作にだまされて、メッセージを伝えるのをやめる事がないようにしなさい。あなたたちが助けてくれなければ、私も、もう仕方がないと言っておきます。道を失ってさ迷う多くの羊の群れを、直ちに私の心の避難所に導いてください。あなたたちを通してすべての子供たちを救うために、あなたたちが必要です。

苦罰の時に後悔しても始まりません。

今はあなたたちにとって確実な時であり、戦闘に入る時です。

人間的な考えで明日を心配せず、未来を気づかわないでください。私が準備した席、取り替える事ができない、あなたたちの唯一の席、即ち私の心の愛で決められた、あなたたちの偉大な任務を悟って、ためらいなしに答えてください。

あなたたちが私の心に従って聖徳に向かって、より謙遜に小さな者の愛の道を歩きながら、順従に私に従う時、あなたたちを通して主の愛の奇蹟が行われるでしょう。間も無く私の汚れない心の計画が実現されようとしています。ですから、すみやかに私の選んだ小さな霊魂を助けて、私の思いを全世界に伝えて実践しなさい。

私の子イエスと、私の伝える愛のメッセージがこの世で実現される時、光栄あるキリストの王国を起こす最大の勝利が得られ、あなたたちは私と共にその光栄を見るでしょう。

メッセージの言葉が終わると、聖母の像の頭の上から額にかけて香油が多く流れ出たので、ビデオと写真を撮影しましたが、聖母の像の手には聖体の模様の形が鮮やかに現われています。

 

1993年5月27日 イエスの聖心と、私の心との重ねられた愛が与えられるでしょう。

午前11時30分頃、私は聖母の像の前に立っていましたが、聖母の心から注がれて来る強い光のために倒れる程でした。私はかろうじて跪いていましが、その時、香油が流れ出ている像の聖母が、余りにも優しく、親切な声で、静かに言われました。

聖母:
愛する私の娘よ! 戦闘に入るべきこの時に、何をためらっているのですか。神の慈悲は、愛が成し遂げられるべき肥沃なこの地に根をおおろし、あなたたちを通して愛の奇蹟を行われますから、早く急いで、私の呼びかけに答えた司祭たちを、あなたを通して準備した山に集めてください。人間に自由意志をお許しになった主のみ旨に従って、私はそこを私の聖地に定め、地獄の道に向かって行く幾多の霊魂を湯浴みさせましょう。

私は余りに強い光のために倒れてしまいました。その時、姿はよく見えませんでしたが、悪魔ではないかと思われる物体がつぶやく声が聞こえ、突然私を押さえ付けて、胸に青黒いあざができるほど強く押さえ付けるので、息をする事ができないほどでした。

その時、現示を見るようになりましたが、上から聖母が現われになりました。この時、私の胸が解けて心が安らかになりました。

聖母は今まで見て来た羅州の聖母の姿で、青いマントをはおりになり、腕を広げて下の方を見下ろしておられました。聖母の周りは燦爛たる光に囲まれていて、その下の方にはおびただしい群衆が集まっており、聖母を仰ぎ見ていましたが、聖母から発する光が群衆の上に降り注ぎ、皆を包みました。聖母の光をすべての人々が受けたのです。その側には聖母が指示された泉の水が流れていました。そして、聖母は再び優しく言われました。

聖母:
愛する私の司祭たち! 燃えるイエスの聖心と、私の心との重ねられた愛が与えられますとの、私の始めからの意向を忘れずに、信頼をもって一致した完全な愛で、強く勇ましく、あなたたちに委託された信仰をまもって私に従いなさい。

世のすべての司祭たちよ! この世がどれほど腐敗し、汚れているか。仲違いして、分裂を起こす矛盾した二律背反、冒涜的な行い、無責任な行動、猜疑と嫉妬による計略、分かち合いを忘れて、すべてを所有しようとする強い貪欲による不正と腐敗、傲慢で互いに言い訳を言いあって、あらゆる不道徳な無秩序を正当化しようとするすべてのものが、霊魂を腐敗させる悪賢い敵なのです。

傲慢によって悪魔と力を合わせるので、自からは知らない間に無罪で善良な幼い羊の仮面をかぶって、あらゆる掠奪に明け暮れる狼となり、無慈悲に多くの羊の群れを混乱のるつぼに落とし入れるのです。それで、私はそんな事によって、汚れて、地獄の道に向かって行く霊魂を私の愛の懐に呼び集め、不足するすべての部分を満たして上げようとしています。

私の選んだ哀れな小さな霊魂を通して伝える私の言葉に対して、信頼を持ってあなたたち自身を完全に捧げて私に従う時、三位一体の神は、小さな使いであるあなたたちを通して燦爛たる光を皆に伝え、新しい聖霊降臨を行われるでしょう。

レイモンド・スピース神父が山に呼ばれているとの知らせに答えて、私たちは山に向かって出発しました。その時から空から太陽を取り囲んだ丸い虹色の光が照り、山に着いた時、一段と強い光で私たちは迎えられました。聖母が指示された泉の上の空中で現示で見た聖母が、そのとうりの姿で現れになり“太陽の周りを取り囲んだ燦爛たる光は私の愛と、現存の徴しです”と美しい声で言われ、その後、消えられました。

 

1993年6月27日 (教皇の主日)
 イエスの代理者である教皇のために、祈り、犠牲をささげ、擁護して守りなさい。

私は、聖母に召されて香油を流されている聖母の前へ行き、そこで巡礼に来た兄弟姉妹たちと共に祈りました。午後3時に聖母の像の全身が香油で濡れたように見えていましたが、光に照らされながら優しく、親しい聖母の声が聞こえて来ました。

聖母:
娘よ!私の子イエスはペトロに天国の鍵を与えました。彼の後継者がまさに教皇ではありませんか。重い十字架を負って行く私の子イエスの代理者である教皇のために、祈って犠牲を捧げて、擁護し、守りなさい。私に奉献した彼は、私をどれ程よく受け入れて、愛していますか・・・彼はもう韓国で、涙と、血の涙をもって訴える私の言葉を聞き分けています。限りなく愛する私の子、目に入れても痛くないまでの非常に可愛い子である私の子教皇に、特別な愛としるしを与えましょう。

世の多くの子供が世俗主義に陥って罪を犯す度に、主に釘を打ち込み、茨の冠を押しかぶせて御血を流させています。しかし、主はその御血を無駄に流されず、カリスに盛って、呼ばれた司祭たちを通してすべての子供たちに分配させられるのです。しかし、主を受け入れる子供たちが果して何人いるでしょうか。

主は十字架の受難と死をもってあなたたちを救われました。その尊い御血、その傷跡、そしてその苦しい臨終の苦しみを通して、あなたたち皆を救って聖体と御血で新しい復活の生命に導かれます。これからは、すべての司祭たちは本当の愛と真剣な関与によって聖なるミサ聖祭を捧げながら、聖体の重要性を世のすべての子供たちに知らせなければなりません。それで今日、私は愛する私の子である教皇に頼みます。聖体の重要性をすべての子供たちに悟らせるために、いろいろな形を見せました。

早く聖体の中におられる主に対して、崇敬と償いの熱烈な愛の炎となりなさい。私はいつも彼のそばで彼の力になっています。彼を危険から助け上げて、彼は天の園で私と共になるでしょう。私の言葉の通りによく従って実践するなら、あなたたち皆に降されるはずの罰は、逆らう事ができない愛と、聖霊の力によって教会が刷新され、第二の聖霊降臨によって新しくなるでしょう。

言葉が終わると光も消えました。 その時、巡礼に来た人々と一緒に写真を撮影しましたが、聖母の像は私たち皆が見る前で、左の方へ動き、皆が感動しました。“主よ、教皇に無限の愛と慈悲を注いでください。 アーメン。” その時の写真を現像したところ、像の右側に聖体とカリスがいろいろな形で現われていました。